子供のやる気を引き出すには? セットで摂らせてあげたい2つの栄養素

脳細胞が働くのは、適切な栄養が豊富にあってこそ。子供のやる気を引き出し、脳力をアップさせるためには、言うまでもなく食生活が大切です。どんなに勉強に集中する方法を試しても、栄養が不足すれば脳がうまく働かず、集中力や記憶力が低下。思考力や判断力といった機能も減退してしまうことに。また空腹状態であれば、そもそも勉強に集中するどころではなくなるでしょう。

では、脳をしっかり働かせるためには、どのような栄養素を摂ればいいのでしょうか?脳にエネルギーを補給するためにセットで摂りたい、「2つの基本的な栄養素」について解説します。

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脳にとっての“ガソリン”=糖質(ブドウ糖)が必須!

脳が最高のパフォーマンスを発揮するには、エネルギーが必要。脳のエネルギー源として活躍するのが「糖質(ブドウ糖)」です。

脳以外の身体組織は、たんぱく質や脂質もエネルギー源として使うことができます。ところが脳は、糖質しか利用できません。脳にとっての糖質は、車にとっての“ガソリン”のようなもの。ガソリンがなければ車が動かないのと同じで、糖質がなければ脳はうまく動かないのです。

糖質が含まれているのは、主に「主食」と「果物」の二つ。代表的な食材は次の通りです。

・主食・・・・・・ごはん、パン、麺類(そば・うどん・パスタなど)
・果物・・・・・・バナナ、柿、パイナップル、ブドウ、キウイなど

脳は、想像以上に働きもの。勉強しているときはもちろんのこと、睡っている間も休むことなく働き続けています。その脳を支えるエネルギー源は、すべて糖質。毎時約5gのスピードで消費しますから、夜しっかり補給しても、朝起きたときには減っています。

脳を動かし続けるためには、エネルギー源である糖質をこまめに補給することが大切ですね!

糖質・ブドウ糖・炭水化物、その違いを知っておこう

ここまで読み進めてきて、「ところで、ごはんは糖質?炭水化物じゃないの?」という疑問がわいてきた方もいるかもしれませんね。さらに、「糖質とブドウ糖の違いって何?」という方もいるかもしれません。

次の栄養素に話を進める前に、まずは言葉の問題をクリアしておきましょう。

炭水化物と糖質、ブドウ糖。この3つはほぼ同じ意味ですが、厳密には違います。違いを理解するために、知っておくべきポイントを2つ解説します。

>>ポイント1:糖質が細かくなると、「ブドウ糖」になる

まずは、糖質とブドウ糖の違いから。ざっくり説明するなら、ポイントは「大きさの違い」です。

ごはんやパンなどを食べることで体内に入った糖質は、まずは唾液に含まれる酵素によって分解されます。そして胃や十二指腸などを通過した後、小腸へ。ここでも酵素の働きにより、さらに細かく分解されます。そしてできあがるのが、「ブドウ糖」です。

つまり、「ブドウ糖=糖質が消化され、細かくなったもの」ということですね。

>>ポイント2:炭水化物とは、「糖質と食物繊維」の総称

では、炭水化物は何かというと、糖質と食物繊維の両方を合わせたもの。「炭水化物=糖質+食物繊維」ということです。

糖質と食物繊維の違いはずばり、「消化・吸収されるかどうか」という点。つまり、

・糖質・・・・・・・・・・・消化・吸収されて、「エネルギー源となる」炭水化物
・食物繊維・・・・・・・消化・吸収されず、「腸まで届く」炭水化物

と考えると、分かりやすそうですね。

……言葉の違いは理解できたでしょうか?ここからは「糖質」に統一して、話を進めていきましょう。

糖質をサポートする「ビタミンB1」も、セットで摂ろう!

脳のエネルギー源となる糖質ですが、実は糖質を摂るだけでは不十分。いくら糖質を補給しても、“エネルギーに転換するための栄養素”がなければ糖質もムダに。脳へとエネルギーを供給できないのです。

そこで必要になるのが、糖質をエネルギーに変えるサポート役・ビタミンB1です。

ビタミンB1が不足すると、エネルギーがうまく取り出せなくなるため、脳へのエネルギー供給が不足がちに。すると疲れやすくなってしまい、当然ながら勉強にも集中できません。脳を動かすには、「糖質+ビタミンB1」のセットで摂ることが大事なのです。

ビタミンB1は、豚肉やうなぎの蒲焼、玄米、納豆、豆腐などに含まれる栄養素。水溶性で水に溶けやすく、摂りだめできないため、毎日補うことが大切です。

一日の推奨量をクリアするには、毎日食べるお米を「玄米」に変えるのも一つの手。米と玄米、どちらにもビタミンB1が含まれていますが、含有量がまったく違うのです。どれぐらい違うのか、「お茶碗に軽く1杯」に含まれるビタミンB1量を比較してみると……

・精製された白米・・・・・・0.04mg
・玄米・・・・・・・・・・・・・・・・0.28mg

なんと、7倍もの開きがあるのです。毎日のごはんを玄米に変えるだけでも、効率よくビタミンB1を補うことにつながりそうですね。

ただ玄米は、「ぽそぽそして食べにくい」と苦手意識を持つ子供も。ぎゅっと握っておにぎりにしてしまうと、比較的食べやすくなります。また、玄米の表皮である「米ぬか」から栄養分を抽出したサプリメントもあります。受験生サプリとしても、必要に応じて活用するといいですね。

他にも、いろいろな栄養が必要です!

脳力アップのためには、「糖質+ビタミンB1」をセットで!まずは、これが基本です。

ただし、この二つはあくまで「脳を動かすため」の栄養素。本当の意味で脳力アップを目指すなら、脳の細胞をつくる栄養素や、脳の機能を高める栄養素など、多くの栄養素が必要です。

たとえば、主なものは次の通り。

・脳の細胞をつくる・・・・・・・・・・・・・たんぱく質、脂質
・脳の機能を高める・・・・・・・・・・・・・・DHA、EPA
・脳の活性酸素を除去する・・・・・・・ビタミンE
・神経伝達をスムーズにする・・・・・・カルシウム、鉄分、マグネシウム、亜鉛など

脳を動かすためには、エネルギーを生み出すために必要な糖質やビタミンB1を摂ることが大前提。その上で、バランスよく食べることが大切ですね。

もし「塾通いで忙しい」「夫婦共働きで、食事バランスに不安がある」という場合は、脳力アップに必要な栄養素を含有した、受験生サプリを利用するのも一つの手段ですね!

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