勉強に集中する方法は“朝カレー”だった!?効果や無理なく続ける工夫を紹介

大リーガーのイチロー選手が毎日食べていると話題になり、空前のブームを引き起こした「朝カレー」。朝食べることで、運動のパフォーマンスだけではなく、「集中力や計算力が上がる」という実験結果もあるそうです。

最近ではビジネスホテルの朝食ビュッフェでも、朝カレーを見かけることが増えました。ビジネスマンの“やる気モード”を引き出し、“冴えた頭”のきっかけづくりとして、人気を集めている模様。朝カレーを食べることは、受験生にとっても「集中力を高める方法」になるかもしれませんね。朝カレーが持つ効果や、手軽に続けるための工夫を調べました。

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一大ブームを引き起こした「朝カレー」とは?

すっかり有名になった朝カレーですが、もう一度おさらいしておきましょう。

朝カレーとはその名の通り、「朝食べるカレー」のこと。大リーグで活躍するイチロー選手が朝食にカレーを食べており、活躍を支える原動力の一つになっていることがニュースに。空前のブームが起こりました。

カレーはもともと、インドで健康食として作られたもの。カレー粉のスパイスは、薬効性の高いものばかりですから、たしかにさまざまな効果が期待できそうですよね。

たとえば、カレーの黄色の正体であるターメリック(ウコン)には、血液をきれいにして、流れをよくする作用があります。クミンやコリアンダーは胃腸の働きを活発にしてくれるので、食欲増進にもピッタリです。

朝カレーが人気を集めると、「代謝を上げるので、痩せ体質になる効果が期待できる!」と、“朝カレーダイエット”も登場。「血行がスムーズになるので、身体のすみずみまで栄養を送り届けられる!」として、美容効果も話題になりましたね。

朝カレーが脳にいい理由とは?

健康効果やダイエット効果以外にも、朝カレーは「脳力アップ」につながると言われています。朝カレーを食べると、集中力や計算力が上がる効果が期待できるそうですよ。

どのような理由で、朝カレーが脳に効くのでしょうか?主な理由を3つ見てみましょう。

>>理由1:脳内の血液量を増やし、脳のコンディションを整える!

朝カレーが脳に効く理由の一つ目は、「脳内の血液量を増やし、脳のコンディションを整えてくれる」ということです。

朝カレー研究の第一人者である、日本薬科大学教授の丁宗鐵(ていむねてつ)医師は、東京大学で助教授を務めていた頃から、「スパイスと漢方薬の共通点」に注目。治験者のデータを収集し、カレーが脳に及ぼす作用について研究を続けています。

丁医師がカレーの威力を研究した結果、カレーを食べると脳内の血流量が2~4%増加。集中力や計算力が上がることが分かったそうです。脳の血流量が増えると、酸素が脳に行き渡ります。その結果、脳が活発に動き出すためですね。

なお、丁医師は、「カレーを食べることで、交感神経が優位になるため、人によっては活性化されすぎて寝られなくなることもあります」と指摘しています。

もし「そういえばうちの子、晩ごはんにカレーを食べた日は、寝つきが悪いかも?」という場合は、朝食べるのがベター。眠りを妨げず、一日の活力にもなるので、一石二鳥ですね。

>>理由2:ターメリックに含まれるクルクミンが、神経細胞を修復!

次に挙げる理由は、「ターメリックの主成分クルクミンが、神経細胞を修復する」というものです。

クルクミンは、ウコンに含まれる薬効成分。特に、アルコールの分解力が高いことで有名です。しじみから摂れるオルニチンと並び、二日酔い対策の成分としておなじみですね。二日酔い防止サプリのパッケージを見ると、「クルクミン30mg配合!」「桁違いのクルクミン配合量」などと、クルクミンの高含有を打ち出しています。

このクルクミン、実は脳にもうれしい働きが。実は、神経細胞を修復する働きもあるのだとか。日々脳を使っている受験生には、ぜひとも摂らせてあげたい栄養素ですね。

>>理由3:ガーリックに含まれるアリシンが、脳のエネルギーづくりをサポート!

もう一つ注目したいのが、ガーリックに含まれる栄養成分アリシンです。

アリシンには、「 ビタミンB1の吸収率を上げる」という働きがあります。ビタミンB1は、脳のエネルギーづくりを助ける栄養素。つまりアリシンは、縁の下の力持ちであるビタミンB1を、さらにサポートする存在。脳のエネルギーづくりをこっそり、でも着実に支えてくれるのです。

ただし、いくらアリシンを摂取したとしても、肝心なビタミンB1が不足していれば、アリシンは力を発揮できません。ビタミンB1は、吸収率が低い栄養素。意外と摂れていないことも多いのです。

しかもビタミンB1は、水に溶ける「水溶性ビタミン」。使われずに残った分は、尿や汗として排出されてしまいます。つまり「摂りだめができない」ということですね。

ビタミンB1不足にならないためにも、食事ではビタミンB1をこまめに摂らせてあげるようにしましょう。朝カレーをつくるときにも、ビタミンB1の含有量が牛肉のおよそ10倍ある豚肉を使うのも一つの手です。

「でも、食事から摂る栄養だけでは不安……」など、集中力がない子供対策には、良質なビタミンB1を豊富に含む受験生サプリも活用するといいですね。

朝カレーを手軽に!すぐ始められる3つの工夫

朝カレーが脳を刺激するといっても、朝からカレーを炊くのは現実的ではありません。もちろん前日につくったカレーを食べるという手もありますが、手間を減らす工夫は他にもあります。主なものを3つ紹介しましょう。

>>1:まとめて作って、冷凍しておく

カレーは、冷凍保存が可能です。まとめて作っておき、密封容器かフリーザーバッグに入れて保存しておきましょう。小分けで冷凍しておくと、使い勝手がいいですね。

なお、なるべく美味しさを保つためのポイントは2つ。「手早く冷ます」「できるだけ空気を抜く」ことが大事です。鍋肌や密封容器のまわりに冷水や氷水を当てて、極力すばやく冷ましましょう。フリーザーバッグに入れる場合は、空気を抜いて、平らにして冷凍してくださいね。

食べるときは、前日に冷蔵庫に移して解凍を。電子レンジで加熱するか、鍋に移して加熱してください。

なお、ジャガイモを冷凍すると、食感がパサパサしがち。というのも、カレーに含まれる水分が氷の結晶になる過程で、ジャガイモのでんぷん質などを破壊してしまうためです。

美味しく味わうためには、冷凍するならジャガイモは取り除いておくほうがベター。もしくは、あらかじめつぶしておくといいですね。

>>2:子供向けに作られた、市販の「朝食用レトルトカレー」を活用する

さらに手間を減らすには、「子供向けに開発された、市販のレトルトカレーを利用する」という方法もあります。

ハウス食品からは、朝食用レトルトカレー『めざめるカラダ朝カレー』が発売されています。田中将大投手を起用したテレビCMを見たことがある方も多いのでは?

「子供用」「朝食向き」ということで、次のような特徴があります。

・子供に手ごろな内容量75g
・植物油脂を使用し、基本的に加温不要(寒い時期は加温要)
・朝食向けに刺激の強いスパイスや辛みを控えめに
・朝に摂りたいフルーツ・野菜・ヨーグルトを配合

子供の口に合う味付けやボリューム、栄養バランスも意識したレトルトカレー。必要に応じて、賢く利用するといいですね。

>>3:毎朝の味噌汁を「スープカレー」にする

朝カレーが身体にいいとはいっても、「まだ目覚めていない身体に、スパイスの刺激はきつすぎるのでは?」と感じる方もいることでしょう。そんなときは、味噌がわりにカレー粉を加え、少し薄めの「スープカレー」にするのもオススメです。

作り方は、いたって簡単。味噌汁を作るプロセスで、最後に味噌ではなくカレーを入れるだけ。手軽に、しかも濃すぎない形でカレーのスパイスを取り入れることができるので、手軽に続けられそうですね。

身体も守る! カレーは子供のやる気を引き出す味方です

朝カレーは、脳力アップだけではなく、受験生の身体を守る上でも優秀な料理です。どのように役立つのか、主な内容を2つ紹介しましょう。

>>1:身体の抵抗力を高める作用で、風邪を引きにくくする

カレーに含まれるスパイスには、体温を上げる効果があります。カレーを食べて体温が上がり、免疫力も高まります。すると、風邪を引きにくくなるなどの効果も期待できるのです。

実際に丁医師は、カレーの健康への効果を調べて、『病気にならない朝カレー生活 (中経出版)』という本も出版しています。大事な入試や模試を控えている受験生にとって、朝カレーのスパイス効果が、助けになるかもしれませんね。

>>2:無理なく野菜がたっぷり食べられる

カレーには野菜がたくさん入っています。カレーは、多くの子供にとって大好物。無理なく野菜がたっぷり食べられますね。

健康管理のためには、ビタミンやミネラルをしっかり摂ることが欠かせません。朝カレーの野菜に含まれるビタミンやミネラルで、子供の体調を管理し、やる気を引き出してあげましょう。小食の子供はサプリメントも足して、ビタミンを補ってあげると安心ですね!

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