要チェック!子供の身長が伸びる運動VS伸びない運動

成長期にしっかりと身体を動かすことは、身長の伸びにプラスの影響を与えます。運動することで成長ホルモンが分泌しますし、骨に刺激を与えます。ただし、間違った運動を続けると逆効果。身長が伸びないだけでなく、ケガの原因にもなってしまうのです。

そこで今回は、「どんな運動をすれば身長が伸びるの?」「どんな運動がNG?」「スポーツが苦手なうちの子、どんなことをすればいい?」など、身長と運動についてお話しします。

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本当に“身長を伸ばす運動”ってあるの?

まずは、「身長を伸ばす運動」について。一つ目のポイントは、「骨に対して、縦方向に刺激が加わる」ということ。もっと平たく言えば、上下に揺れる運動がいいんですね。

科学的に証明されているわけではありませんが、常に上下に揺れるジョギングは、理想的な種目の一つ。
そのほか、ジャンプすることの多いバスケットボールやバレーボールも、適していると考えられています。

とはいっても、「だから、バスケットボールの選手は背が高いんだ!」「何がなんでも、息子はバレーボール部に入れなきゃ」というのは、ちょっと早合点。これらのスポーツは、元々背が高い子供が取り組んでいたり、競技の特性上、大きい子が目立ってしまったりするからなんですよ。

さらに二つ目のポイントは、「骨が伸びる軟骨に刺激を与える」こと。
だから、全身運動ができる水泳もおすすめです。

要は、「子供が、身体を思い切り動かして遊ぶ」というのは、種目を問わず身長にはプラス効果があるということですね。

こんな運動はNG!身長を伸ばしたいなら避けましょう

では一方で、どんな運動をすると、身長が伸びないのでしょうか?

1)過度な負担がかかる種目
たとえば、ウエイトリフティングやボディビル、体操は要注意。身体の一部分に、かなりの負担がかかるため、骨の伸びしろである軟骨を損傷してしまいます。
※ただし、普通の筋力トレーニング程度ならOK。身長の伸びには、むしろプラスです。

2)エネルギーを膨大に消費する種目
次に気をつけたいのが、かなりのエネルギーを消費する競技。代表的な例でいえば、マラソンが分かりやすいですね。エネルギーを使いすぎると、栄養摂取量の不足につながります。栄養が足りなければ、もちろん身長は伸びにくくなりますよね。

3)激しく疲労してしまう運動
種目を問わず、オーバートレーニングは禁物。翌朝疲れて起きることができないほどの運動は、かえって悪影響を及ぼしてしまいます。

まとめるならば、「何事もやりすぎは逆効果」ということですね。

成長過程に合わせる!無理なく運動神経アップ

ここまで読んで、子供にどんな運動をさせるか、イメージがわいてきたでしょうか?ただし本格的なスポーツを始めるにあたって、知っておいてほしいことがあります。

それは、子供はまだまだ成長過程ということ。どの器官も同じように発達するわけではありません。たとえば、重要な臓器である肺や心臓。幼少期はあまり発達せず、平均的に12歳くらいから大きく発達することが知られています。

ですから、「持久力をつけさせよう!」と、小学生の子供に無理な走り込みをさせても、あまり効果は期待できません。むしろ、ケガの原因になるかもしれません。具合が悪くなるおそれもありますから、十分に注意してあげたいものですね。

運動というと、つい「どんなスポーツをさせよう?サッカー?野球?」など、種目で考えてしまいます。でも小学校くらいまでは、特に専門種目にこだわる必要はありません。というのも、この時期は神経系(運動神経)がどんどん発達していくため。基本的な体の動かし方を繰り返し練習する(コーディネーショントレーニング)ことで、運動神経のいい大人に育つと考えられています。成長過程に合わせたトレーニングで、うまく運動神経をアップさせてあげたいものですね。

これで解決!運動がキライな場合の対処法は?

「運動の大切さはわかったけど、うちの子は体を動かすのがキライで……」と、お悩みの保護者さまもおられることでしょう。

あまり運動に乗り気でない子は、幼少期に外遊びの原因が少ないことが原因と言われています。外遊びにあまりなじみがないと、体を動かす機会が自然と減ります。すると、他の子供との差がますます開きます。その結果、さらに苦手意識が高くなってしまうんですね。

わが子のことを思えば思うほど、「このまま苦手だったらどうしよう!」と、やきもきしてしまうかもしれません。
でも、ご心配なく。体を動かせば動かすほど、運動はできるようになります。まずは親や身近な大人が、一緒になって一生懸命遊ぶところからスタートしましょう。無理なく体を動かすうちに、心地よさや楽しさを感じてくれるはずですよ。

親子で楽しく、身長を伸ばしましょう!

今回は、「身長が伸びる運動VS伸びない運動」というテーマでお伝えしました。効果的なのは大きく分けて2つ。「骨に対して、縦方向に刺激が加わる運動」と「骨が伸びる軟骨に刺激を与える運動」でしたね。

ただし、激しくすればいいというわけではありません。「適度に」というさじ加減が大事です。さらには、無理強いしても続きませんから、子供が楽しく無理なく続けられることがいいですね。

運動というと息を切らせるようなハードなものを想像しがちですが、軽いものでもOK。縦方向の刺激が加わるという意味では、なわとびだっていいんですよ。保護者さまが必死の形相をして、「運動をすれば身長が伸びるから!」と言い続ければ、子供にとって運動は“義務”になってしまいます。親子で楽しみながら続けられるようにしたいものですね。

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