野菜をたっぷり食べさせたい!でも価格が高騰中!代わりになる野菜は?

成長期の子供に欠かせないビタミンやミネラルを豊富に含む野菜。毎日の食卓に、たっぷりと使いたいものですね。ところが、野菜の収穫は天候や気温などに左右されるため、価格が急騰することもしばしばです。「子供にしっかり野菜を食べさせたい!でも、高すぎる……」と、頭を抱える方も多いのでは?

なぜ野菜は高騰するのでしょうか?原因を探りつつ、家計を圧迫しない代わりの野菜も提案します。今後も起こりうる、野菜の高騰。ぜひ参考にしてくださいね。

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過去に野菜が高騰した例は?特に、価格が跳ね上がる野菜とは?

毎日の料理で使う野菜の価格のアップダウンは、家計に直結します。新聞紙上で「夏野菜価格、おおむね前年を上回る見込み」といった見出しを目にすると、気になりますよね。これまで、どのようなときに高騰してきたのでしょうか?その度合いと共に、過去の例を振り返ってチェックしてみましょう。

まずは、記録的な猛暑となった、2013年夏。7月中旬から暑さが厳しくなるにつれ、野菜の値段が高騰しました。特に大きく値を上げたのが、葉物野菜。とりわけレタスは平年比130%の「1kgあたり379円」という値をつけたことも。「家計に大打撃」といった内容で、ニュースや新聞で多数報道されました。

対して、2014年の夏は冷夏でした。夏野菜の一大産地である東北地方をはじめ、栃木県や群馬県、長野県でも出荷量が減少。本来は適正価格に落ち着くはずの旬であるにも関わらず、夏野菜の価格が跳ね上がりました。

2015年4月も、野菜高騰が大きく取り上げられました。深刻な日照不足によって、葉物野菜が品薄状態になり、一気に値上げ。「店頭価格が前週の倍近くまで上昇」という例も多く見られました。

なぜ?野菜価格が高騰する「3つの原因」を検証!

なぜ野菜の価格が高騰するのでしょうか?主な原因を見てみましょう。

>>原因1:猛暑によって規格外の野菜が増え、品薄になる

葉物野菜は、温度に敏感な野菜です。気温が上昇しすぎると、生育が悪くなったり、葉が溶けたり、変色したりするものも出てきます。そうなるともちろん商品としては出荷できませんから、当然ながら「品薄」状態に。需要と供給のバランスから、価格が高騰してしまいます。

>>原因2:日照時間の短さで手間が増え、栽培コストがかさむ

野菜が育つには、十分な日光を浴びることが大切。ところが、平年と比べて雨が多く降ると、日照時間が少なくなってしまいます。すると野菜の育ちが遅くなり、収穫時期が遅れることに。栽培日数が多くなればなる分、栽培の手間が増え、コストとして計上されるというわけです。

>>原因3:気温の低さで防寒対策が必要となり、暖房費などが上乗せされる

平年以上に雨が多く降った場合、影響を受けるのは日照時間だけではありません。気温も低くなり、春先だと意外と冷え込みます。すると、たとえばハウス栽培で作る野菜は、暖房などを使用して野菜を育てることに。暖房費が野菜の価格に上乗せされる形になるので、その分だけ野菜の価格が高くなってしまうのです。

野菜高騰時も、あまり価格が変わらない野菜とは?

主な原因を見て分かるように、野菜は日照時間や気温など、天候条件に大きく左右されます。特に、温度に敏感なキャベツやほうれん草といった葉物野菜は、その影響大。価格高騰時に葉物野菜をたくさん使うと、家計を直撃します。

ただし野菜の中には、天候条件が良くないときであっても、あまり価格が変動しないものもあります。うまく組み合わせて使うと、家計への打撃が少なそうですね。では、どのような野菜だと、影響が小さいのでしょうか?主なものを見てみましょう。

>>1:土の中で育つ「根菜類」

葉物野菜は、土の上に顔を出して育つため、日光や気温の影響をまともに受けてしまいます。一方、土の中で育つニンジンやタマネギなど、いわゆる「根菜類」は影響が小さめ。天候が不安定なときでも影響を受けにくく、価格も大きくは変動しません。

根菜類は、身体を温めてくれる野菜です。本来であれば、成長期の子供は基礎代謝が高く、平熱は大人と比べて高く保たれているもの。ところが近年では、朝食抜きや運動不足、長時間のテレビゲームなどの習慣により、子供の低体温が増えていることが指摘されています。

低体温を放置すると、集中力の欠如やイライラ、気力の低下を引き起こす恐れがあります。野菜高騰の影響を受けにくい根菜をたっぷり使って、煮物やスープを作ってあげるといいですね。

>>2:専用工場で計画栽培される「きのこ類」

しめじやエリンギ、マイタケなどのきのこ類も、専用工場で計画栽培されることが多いため、同じく天候に左右されにくい野菜といえます。

きのこ類は、低カロリーな上に、おなかの調子を整える食物繊維を豊富に含んでいます。さらには、カルシウムの吸収を助け、骨や歯を強くするビタミンDも豊富。成長期の子供に、ぜひともしっかり摂ってもらいたい食材です。

>>3:野菜をすでに乾燥させた「干し野菜」

干ししいたけや切り干し大根など、干し野菜も価格が安定しています。

野菜を天日干しにして作られる干し野菜には、成長期に必要な栄養が豊富に含まれています。たとえば、骨を強くするのに欠かせないカルシウムやビタミンD。エネルギーの産生に活躍するビタミンB群なども豊富に含まれています。

ただし、切り干し大根は独特のにおいがあり、苦手な子供も多いですよね。そこで活用したいのがベーコンです。旨みの濃いベーコンと一緒に、コンソメなどの洋風だしで煮てみましょう。ベーコンの旨みが溶け出すので、切り干し大根が食べやすくなります。トマト缶を加えてもいいですね。

ちょっとした工夫で、無理なく乗り切ろう!

野菜は天候条件に左右されるため、今後も野菜高騰はいつ起こるか分かりません。そんなときは、今回紹介した根菜類やきのこ類、干し野菜などをうまく組み合わせながら、乗り切るといいでしょう。

なお、干し野菜は栄養価が高く、保存可能な食材です。大量に手に入ったときに、自家製の干し野菜を作っておくのも一つの手です。さらには、農産物直売所だと比較的値ごろ感のある野菜が並ぶため、野菜高騰時には、特に全国で人気を集めているようです。近くに直売所があるなら、一度のぞきに行ってみるのも良さそうですね。

また、最近では子供の野菜不足を気にして、ビタミンやミネラルを補えるサプリメントを活用する保護者さまも多いようです。ただしサプリメントは、あくまで「普段の食事では摂り切れない分を補う」ことが大前提。さまざまな栄養が無理なく摂れる野菜のおかずと同じように、栄養をバランス良く含むサプリメントを選びたいものですね。

成長期の子供に欠かせないビタミンやミネラルを豊富に含む野菜。価格が高騰したときも、賢く無理なく乗り切りましょう!

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