脳に効く「GABA」やビタミンB1を含有!子供に活用したい「米ぬかパワー」とは?

健康食として人気を集める「玄米食」。玄米に含まれる米ぬかは、ビタミンやミネラルを含むことで有名ですが、実は「GABA」も豊富。GABAといえば、脳に効くサプリでもおなじみの成分。しかも米ぬかの中には、脳力アップに欠かせないビタミンB1も豊富に含まれています。

米ぬかの栄養素を利用するには、どうすればいいのでしょうか?米ぬかが持つ栄養価に注目しながら、詳しく調べました。

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米ぬかとは?まずは基礎知識をチェック!

日本盛の「米ぬか美人」をはじめ、酒造メーカーから米ぬかを使った基礎化粧品が発売されています。いかにも肌にやさしく作用しそうで、一度は手に取って使ったことがある方も多いのでは?

でも、「米ぬかって何?」「どんな栄養素が含まれているの?」と聞かれたら、意外とちゃんと答えられない人も多いかもしれませんね。まずは、米ぬかの基礎知識について確認しておきましょう。

米ぬかとは、米を精米するときに出てくる薄茶色の粉のこと。玄米の表皮と胚芽を合わせて、米ぬかと呼びます。

玄米の表皮は、食物繊維が豊富な部位。胚芽は、将来芽となって成長する部分ですから、栄養がたっぷり含まれています。実は米ぬかの中には、玄米が持つ栄養分の90%以上が含まれているそうですよ!

米ぬかは、まさに「栄養分の宝庫」。言い方を変えると、米ぬかを取り除いて精米された白米には、玄米の栄養素の10%弱しか残されていないのです。

栄養分の宝庫・米ぬかが含む、主な栄養素とは?

では、米ぬかにはどのような栄養素が含まれているのでしょうか?代表的なもののうち、特に脳力と関わりの深いものを見てみましょう。

>>ビタミンB1

米ぬかの中に豊富に含まれている栄養素、まず注目したいのがビタミンB1です。

脳がしっかり働くには、脳を動かすためのエネルギーが十分に保たれていることが大切。そこで必要になるのが、脳の唯一のエネルギー源である「糖質」と、糖質からエネルギーを取り出す役目を果たす「ビタミンB1」です。

ごはんやパンなどの主食をしっかり食べてエネルギー源を体内に入れても、ビタミンB1がなければ不十分。エネルギー源があっても使えず、無駄になってしまいます。

ビタミンB1は、豚肉に多く含まれることで知られています。動物性たんぱく質も豊富なので、身体をつくる意味では積極的に摂りたい食材の一つ。ただし、カロリーも高いので、食べすぎると肥満も気になります。そこで活躍するのが、米ぬかに含まれるビタミンB1なのです。

米ぬかに含まれるビタミンB1は多く、なんと「白米の約20倍」にも及ぶのだとか!そもそもビタミンB1が発見されたのは、米ぬかからでした

1911年、農芸化学者の鈴木梅太郎博士が、米ぬかの組成を分析。脚気予防の効果がある「ローオリザニン」という成分を抽出することに成功しました。これこそが、ビタミンB1だったのです。

「ここぞ!」というときに集中力がない子供は、糖質不足もしくはビタミンB1不足によって、脳のエネルギーが足りていないのかもしれません。ビタミンB1の元祖ともいえる米ぬかパワーを有効に活用して、子供のやる気を引き出すのも、一つの手ですね。

>>GABA

米ぬかには、脳内への血流を活発にすることで、精神を落ち着かせるといわれるGABAも多く含まれています。

GABAは「ギャバ」と読み、正式名称は「ガンマアミノ酪酸」。文字通りアミノ酸の一種ですが、たんぱく質を形作っている18種類のアミノ酸とは異なり、特にほ乳動物の脳や脊髄に存在しています。

ギャバは体内において、脳内へ送り込む血液量を増やすことで、酸素供給量も増加させます。この“脳への酸素供給”が重要なポイント。集中力を高める方法と関わってきます。

というのも、勉強しているときに「むずかしい!」「分からない……」を感じると、子供はイライラ状態に。呼吸が浅くなり、酸素の供給が少なくなります。

すると、脳や全身に十分な量の酸素を届けられず、「酸欠状態」に陥ります。脳の酸素が足りなくなると、ぼーっとしたり眠くなったり……。集中力が落ち、記憶力も低下するなど、脳の活動が低下してしまいます。集中力がない子供は、イライラによる酸素不足が原因の一つかもしれませんね。

十分な酸素を脳へと送り込み、脳をベストな状態に保つためにも、ギャバはしっかりと摂りたい栄養素の一つといえるでしょう。

なお、ギャバは睡眠中、特に深い眠りに入っているときに生成されます。ところが最近の子供たちは、塾通いや夜遅くまでのテレビやゲーム、携帯電話でのLINEのやりとりなどで、睡眠不足の傾向があります。

しかも寝る直前まで刺激を受けすぎると、睡眠の質も下がり、ぐっすり眠れません。眠っているつもりでも熟睡できず、ギャバが十分に生成されていない恐れがあるのです。なるべく早くベッドに入らせ、ぐっすり眠らせてあげてくださいね。

勉強によるストレスを受け続けている子供は、慢性的なギャバ不足に陥っているかもしれません。米ぬかに含まれるギャバと、良質な睡眠によるギャバの生成。両方からギャバを増やすことが大切ですね。

栄養の宝庫・米ぬか!その栄養価を手軽に摂るには?

ビタミンB1やギャバを豊富に含む米ぬか。手軽に摂るには、やはり玄米を食べるのが一番です。

ただし、玄米というと「食感がボソボソする」「独特ににおいが気になる」など、苦手意識を持つ子供も多いようです。食物繊維が多いので、あまり噛まずに食べると、消化不良で胃もたれを起こすことも。玄米かギャバを摂取するには、いろいろとハードルが高そうです。

では、集中力を高める方法として、米ぬかの栄養価を手軽に摂るには、どうすればいいのでしょうか?

その答えはずばり、「米ぬか成分配合サプリメントを活用する」ということです。

最近では、米ぬかの栄養価を活用したサプリメントが発売されています。多く見かけるのが、脳の活性化効果を活用した、認知症予防のためのサプリメント。ただし、子供のやる気を引き出すための、米ぬか成分配合・受験生サプリも販売されています。

子供の脳に効くサプリを飲ませたいなら、受験生を意識してつくられたものを選びたいもの。もちろんサプリメントは薬ではないため、「必ず脳に効く!」というわけではありません。ですが、飲み続けることで脳にいい影響を与えてくれそうですね。

なお、飲み続けるためには、材料や製法などが「安全」であることも重要なポイント。品質管理のレベルや放射性物質の検査にも注目しながら、子供に安全なサプリメントを選んであげてくださいね。

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