身体を冷やす食材で夏バテ解消!夏の食生活を工夫するためのヒント

夏バテには、「身体を冷やす食べ物を食べるといい」といわれています。本当に効果があるのでしょうか?そもそも、身体を冷やす食べ物とは、どのようなものを指しているのでしょうか?

健康な生活を送るためには、やはり栄養豊富な食生活が基本。そこで今回は、特に「夏バテ防止」に着目して、夏に摂りたい食べ物の知識を紹介します。夏バテしそうなときに何を食べれば良いのか、どんな工夫をすればいいのか?この機会にしっかり勉強してくださいね!

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身体を「冷やす」食べ物を利用する!

夏になって暑い毎日が続くと、夏バテになる人が増えてきます。かと思えば、暑さをものともせず、上手に乗り切っている人も。大人と比べて身体の小さい子供たちには、夏バテのダメージは大きくなりがち。できるだけ良好なコンディションを保ち、夏バテとは無縁でいさせてあげたいものですね。

食生活において工夫できることとして、まずは「身体を冷やす食材を食べる」ことが挙げられます。たとえば、夏野菜の代表格ともいえるナスやキュウリ。これらの野菜には、「身体にこもった熱を取り去る作用がある」といわれています。

これらの食べ物が、科学的にどういう仕組みで熱を下げるかは、解明されていません。ただ昔から身体を冷やすといわれ、盛んに食べられてきました。たしかに、真夏の暑いときにみずみずしいキュウリをかじると、すーっと熱が引く気がしますよね。

ところで、近年行われている「キュウリビズ」というキャンペーンをご存じでしょうか?キュウリビズとは、「キュウリ」と「クールビズ」を掛け合わせた造語。元はといえば、キュウリの一大産地である福島のJAが2006年、キュウリのPRのために始めた活動でした。

キュウリの成分のうち、約95%が水分。「キュウリで涼をとろう」と呼びかけ、いまでは東北全県が取り組んでいます。ホームページにも「身体を冷やす効果があるきゅうり」とはっきり記載されていますので、何らかの効果はあると考えて良いでしょう。

身体を冷やすor温める?各食材の「食性」とは?

キュウリをはじめとした夏野菜は、身体を「冷やす」性質があると言われていますが、一方で身体を「温める」性質があると言われる食材もありますよね。たとえばショウガは、身体を温めるとして有名です。ショウガには、ジンゲロールやショウガオールといった、「血管を拡張する成分」が含まれており、科学的にもその効果が実証されています。

このように、食べ物が持つ「身体を冷やす・温める」性質のことを、「食性」といい、その起源は中国医学やインド医学(アーユルヴェーダ)といわれています。

日本においては、「マクロビオティックの提唱者」として知られる食文化研究家・桜沢如一(ゆきかず)氏が戦後すぐ、陰陽論を基にさまざまな食品を分類しました。ただし、分類のベースになっている陰陽論が、中国医学と違う……なんてことも。「思いつきの分類」と批判されることもあり、中国やインドほどの体系的な分類は浸透していません。

また、仮に食性は同じ食べ物でも、中国医学とアーユルヴェーダで温冷の分類が違うことも。食性については、注目が集まっているものの、まだまだ未開拓。今後の研究が待たれる分野といえるでしょう。

食性については、まだ「?」が多いのは事実ですが、明確な根拠がないとはいっても、「今は分かっていないだけ」かも知れません。というのも、「身体を冷やす」といわれる食べ物を見れば、「たしかに」と実感レベルで納得できるものが多いのです。

たとえば、トマトやレタス、キュウリ、ナスなど。基本的には夏が旬のものばかり。昔から「夏野菜は身体を冷やす」とよく言われてきました。経験からも、そんな気がしますよね。そして、旬の野菜は栄養価も高くなります。仮に「食性」が不透明であったとしても、夏バテ対策には有効ですから、しっかり食べさせてあげましょう。

「酢」などの調味料を、賢く使うのも有効です!

「調味料でひと工夫する」というのも、立派な夏バテ対策の一つです。

たとえば、「酢」。酢の酸味は唾液の分泌を促し、胃の働きを活発にさせる効果があります。胃がしっかり動けば食欲がアップ。消化吸収を助けるといった、大きなメリットも期待できます。

もう一つ、酢の優れた働きを紹介しましょう。

酢は身体の中に入ると、クエン酸に変わります。クエン酸は、梅干しやレモンなどにも含まれている “すっぱい”成分。エネルギーをつくったり、疲労物質を除去したりと、夏バテの身体をサポートしてくれるのです。さらに効果をアップさせるなら、組み合わせる食材にもひと工夫を。ビタミンB1豊富な豚肉と組み合わせた酢豚、野菜との和え物などで摂るのがオススメですよ。

また、唐辛子などの香辛料も、食欲増進には効果的だといわれています。ただし、多量に摂ると胃粘膜を傷つけることになるので逆効果。「適度に」を心がけて、うまく食生活に取り入れてくださいね。

このように、少しの工夫で、夏バテ対策の食事にすることが可能になります。基本的には、さまざまな栄養素をバランスよく摂りましょう。その上で、今回紹介した工夫を意識して、夏バテから子供を守ってあげてくださいね。

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■ 夏バテ対策の第一歩は総合的な栄養補給!

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