集中力がない子供は“疲れ目”かも?目の健康を保つ栄養素&食べ物

密接な関係にある、「目」と「脳」。目の疲れは、脳のパフォーマンスにダメージを及ぼします。長時間パソコンに向かっていると、目がかすんで頭もぼんやりし、集中できなくなる経験をした方も多いでしょう。疲れ目が脳に影響を与えるのは、子供も同じ。どんなにやる気があっても、目が疲れると集中力が続きません。勉強に力を注ぐことがむずかしくなってしまうのです。

もちろん、決して「目の健康=脳力アップ」ではありません。ですが子供のやる気を引き出すためにも、集中力を持続させるためにも、目の健康にも気を配ってあげたいものですね。目にいいとされる栄養について、この機会に理解を深めておきましょう。

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目は“脳の出張所”!目が疲れると、脳も疲れます

目は“脳の出張所”とも呼ばれるほど、脳と関わりの深い感覚器官。脳は目を通して、さまざまな情報を収集します。なんと脳の情報のうち「80%以上」が、視覚を通して集められるのだとか。脳の働きの多くは、「見ること」に費やされているということですね。

受験生は、ずっと目を使っています。びっしりと細かい字が書きこまれた参考書を熱心に読んだり、集中して問題集を解いたり……。目を使えば使うほど、脳に送られる情報が増えます。目の疲れ=脳の疲れに直結するのです。

しかも目を酷使する機会は、勉強中だけではありません。最近では、テレビやスマホの見すぎで、目が疲れる子供が増えています。「脳に効くサプリを子供に飲ませているのに、どうも集中力が続かなくて……」とお悩みなら、もしかすると目の疲れが関係しているかもしれませんね。

薬局やドラッグストアに行けば、疲れ目対策の子供用目薬も売られています。子供向けということもあり、無着色や無香料といった、刺激をおさえた配合のものがほとんど。必要に応じて使うといいでしょう。

でも、目薬だけに頼るのではなく、生活習慣の見直しで疲れ目を解消することも大切です。長時間ずっと机に向かっていたら、適度に休憩をとるように促したり、食事のときは目に必要な栄養素を補ってあげたりして、子供の目の健康を保ってあげましょう。

疲れ目には、どんな栄養が有効?

では、疲れ目に効く食べ物とは何でしょうか?

残念ながら「これさえ食べれば、疲れ目に効く!」という、即効性のある食べ物はありません。ですが、普段から意識して食べることで、目の健康に役立つ栄養素は存在します。一つずつ見てみましょう。

>>1:ビタミンA

ビタミンAは、“目のビタミン”とも言われる栄養素。角膜や網膜の細胞を正常に保ち、涙の量を一定に保つ働きがあります。不足すると、暗い所で見えにくくなる「夜盲症」(やもうしょう)になる恐れも。敏感で傷つきやすい角膜の健康を保ち、目の潤いを維持するためにも、意識して摂りたい栄養の一つです。

▽ビタミンAを多く含む食品
チーズ・うなぎ・にんじん・ブロッコリー・ほうれん草・かぼちゃなど

>>2:ビタミンB群

ビタミンB1をはじめとした「ビタミンB群」は、目の健康と関係の深い栄養素です。

・ビタミンB1
別名“疲労回復のビタミン”とも呼ばれるビタミンB1は、エネルギー代謝を促す栄養素。目の筋肉の緊張をやわらげ、目の疲れを緩和してくれます。

・ビタミンB2
疲れ目で起こる目の充血を解消したり、視力を回復したりする働きがあります。

・ビタミンB6
ビタミンB6は補酵素として働き、たんぱく質の代謝を促進。ピント調節を担当する水晶体と毛様体筋の主成分である、たんぱく質の吸収を助けます。

・ビタミンB12
ピント調節を司る毛様体筋の働きを活発にして、視力低下を防ぎます。ビタミンB12は赤色なので、赤い目薬ならおそらくビタミンB12配合でしょう。

▽ビタミンB群を多く含む食品
豚肉・ウナギ・豆腐・イワシ・ライ麦・サバ・のり・納豆・レバーなど

>>3: ビタミンC

ビタミンCは、細胞の結合組織であるコラーゲン合成に働いて、血管を強くします。不足すると目の毛細血管が弱くなり、視力低下につながります。

▽ビタミンCを多く含む食品
イチゴ・キウイ・ジャガイモ・さつまいも・柑橘類など

>>4:DHA

DHAは、物を見る上で重要な役割を果たす「網膜」の働きを高める栄養素。私たちの目には元々DHAが多く含まれており、視力改善に役立つと言われています。脳力アップに役立つブレインフードでもあるので、積極的に摂りたい栄養素の一つですね。

▽DHAを多く含む食品
マグロ・カツオ・ブリ・サンマ・アジなど

>>5:その他

その他、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」も、疲れ目改善につながる栄養素としておなじみですね。緑黄色野菜に豊富に含まれ、カロテンの仲間である「ルテイン」も、疲れ目対策には有効。魚介類に含まれているタウリンや亜鉛なども、役立つと言われていますよ。

脳を酷使する受験生は、特に「ビタミンB1」を摂取しよう!

目の疲労回復のためには、さまざまな栄養素が必要です。目に限らず、健康を保つにはバランスのとれた食生活が大切だということですね。

ただ、集中力を高める方法として、特に意識したいのが「ビタミンB1の摂取」です。

受験生は、ビタミンB1をたくさん使っています。なぜかというと、脳のエネルギー源である糖質からエネルギーを取り出すためには、ビタミンB1が必要だから。目に必要な栄養素を、思いのほか消費してしまっているのです。

脳へと豊富なエネルギーを供給するためにも、目の疲れをとるためにも、ビタミンB1をしっかり摂らせてあげましょう。

「普段の食事だけでは不安」「効率的にビタミンB1を摂らせてあげたい」という場合は、ビタミンB1配合の受験生サプリを利用するのもいいですね!

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